CA(キャビンアテンダント)という職業の海外での地位は?
CA(キャビンアテンダント)という職業の海外での地位は?
みなさんこんにちは!
今日は日本では「憧れの的」であるCA(キャビンアテンダント)という職業の海外での地位・ステイタスの実態に迫りたいと思います。
私は現在はとある外資系エアラインに勤務していますが、かつては日系エアラインにも勤めていました。
外資に転職した当初には色々なギャップがあって戸惑いましたが、そのひとつにはCA(キャビンアテンダント)という職業の地位が日本とはだいぶ違うという点がありました。
それは必ずしも悪いことではなく、私個人としてはそれこそがCA(キャビンアテンダント)という職業の持つ魅力のひとつだと感じているんです。
これからCAを目指す方は、日系にしようか外資にしようかで悩んでいる方も結構いらっしゃると思います。
また、現役の方でもこれから外資に、または日系にトランスファーしようかと思案中の方も多いですよね?
今回の記事は、そんなあなたの参考のひとつになればと思って書きました。
どうぞ最後までお楽しみください!
なんだかんだで日本におけるCA(キャビンアテンダント)の地位は高め
昔ほどではなくなったといっても、日本ではなんだかんだ言ってCA(キャビンアテンダント)は女性の人気職業のひとつですよね。
「容姿端麗」「頭脳明晰」な選ばれし女性にしかなれない職業。
そして女性なら一度は子供の頃に憧れた職業のひとつ、それが日本におけるCAという職業の地位・ステイタスです。
また、殆どの日本人男性はCA(キャビンアテンダント)女性に対する無条件の憧れを抱いていますよね。
合コンなどで相手の女性たちがCAの場合、男性方のテンションは爆上げになり、まるで憧れのアイドルや女優と接する心境になっていますよね(笑)。
このように、CA(キャビンアテンダント)日本人の間では人気のある地位の高い職業であるということがわかると思います。
【セレブ婚】だって夢ではありません。
その分プライドも高い日本のCA(キャビンアテンダント)
このような日本での地位の高さもあり、日系エアラインのCA(キャビンアテンダント)はどうしてもプライドの高い人が多いんです。
私も若かりしころはそのように少し天狗になっていたところもあります・・。
当時の私が何をもってプライドを高く持っていたのか、まとめてみると以下のように思われます。
- CA(キャビンアテンダント)は女性の花形職業だ!
- 日本の有名企業だ!
- 飛行機という乗り物に乗って空を飛べるんんだ!
- 洗練されたサービスには絶大なる自信がある!
最近の日本におけるCA(キャビンアテンダント)の地位は、高いというよりは人気があるというニュアンスに変わりつつあります。
しかし、実際にCA(キャビンアテンダント)になりたい女性は多いですし、CA(キャビンアテンダント)という職業のイメージも日本ではおおむね良好です。
このような理由で、私は当時CA(キャビンアテンダント)である自分に少し酔ってしまっていた部分がありましたね・・。
誇りを持つことと天狗になることの違いを解っていなかったんだと思います・・。
日系エアラインCA(キャビンアテンダント)で良かったと思ったこと
では私が日系エアラインでCA(キャビンアテンダント)をしていた時に感じた良かったことについてお送りしましょう。
やはり私は日本人なので、自分がCAになる以前から抱いていたイメージが大体当てはまったという点だと思います。
具体的には以下のようなポイントです。
- 自分に自信が持てる
- 日本人男性からモテる
- 日本人同士の職場であり会社も有名なので安心できる
- 細かな気配りができるようになる
- 世界中の色々な所に格安で行ける
CAになる前私はどちらかと言うと自信が持てないタイプだったのですが、CAになってからは上にあげたような様々な経験をしてかなり自信が持てるようになりました。
海外におけるCA(キャビンアテンダント)の地位は?
それでは、海外におけるCA(キャビンアテンダント)という職業の地位はどうなんでしょう?
日本と同じような比較的高いステイタスなんでしょうか?
或いはそうでも無いのでしょうか?
その点、国や地域によってけっこうバラつきがありますので、各地域ごとにお送りしてみますね!
アジア系エアラインのCA(キャビンアテンダント)の地位とは?
まずはアジア系エアラインについてです。
最初に容姿の美しさについて、アジア系エアラインのCA(キャビンアテンダント)の美しさは物凄くハイレベルです!!
日本は足元にも及ばないのではないでしょうか?
民族衣装型の制服を採用しているエアラインではモロに体のラインが出ていますよね。
そして歯並びも完璧で真っ白、お肌には吹き出物など見当たりません。
塗って貼るだけのシミそばかすケア【ブライトピュア ホワイトニングセット】
このように、アジア系エアラインの採用は容姿のハードルはかなり高く設定されているのです。
つまり、CA(キャビンアテンダント)は美しい存在であるべきと認識されているんですね。そして、アジア系エアラインでCAになれるということは自分の容姿レベルの高さにお墨付きが貰えたということになるでしょう。
しかし、その容姿レベルの高さと職業的な地位の高さは必ずしも一致しないのがアジア系エアラインの特徴のひとつなんです。
実はアジア各国には未だに男尊女卑のような考え方が根強いので、CAはあくまで男性客に使える身分であるという認識が社会に浸透している部分があるんです。
ですので、アジア地域におけるCAという職業の地位を考えた場合、それは日本ほど高いものではないんですね・・。
欧米系エアラインのCA(キャビンアテンダントの地位は?
そして欧米系エアラインの場合です。
皆さんは欧米系エアラインを利用したことがありますか?
もし有るならそのサービスに違和感を持ったという方も多いのではないでしょうか?
その違和感とは日系エアラインの機内サービスと比較した場合に感じる違和感です。私たち日本人の目には、欧米系エアラインCAの働きっぷりは「とても自由」に映ることでしょう。
クレームを受けてもお客様の前で仁王立ちになって腕組みをして言い返したり、ギャレーではCA同士大声で私語もしまくりますよね。
とにかく最低限必要な仕事しかしませんが、最低限必要な仕事は完璧にこなします。
空いた時間をいかに多く作るかが生きがいと思えるような実に「見事な」働きっぷりです(笑)
日本人的には「あんたたちにCAとしての誇りは無いんかい!」と言いたいところです。
実際に私は同僚に聞いたことがあるんですが、そうしたら彼女たちいわく、「CAって空の上のデニーズみたいなもんよ!」(タバコの煙をフーっと吐き出しながら)、とのことなんですね。
もちろん緊急時や安全保安業務は真剣に取り組みますが、そもそもその理由も自分の命を守るためというのが最大の目的なんです(笑)
このように、欧米におけるCA(キャビンアテンダント)という職業の地位は低めなんですよね・・。
しかし、そんな竹を割ったような性格のクルーが多いので働きやすいですよ!
彼女・彼らはとにかく自分の意思がはっきりしていますし、決められた仕事は極限まで効率よく完璧にこなそうとするので、そのペースに慣れるととても気持ちがいいものです!
サービスもベタベタしていないので、あっさりしたサービスをお好みのお客様にとってはとても心地良いんです。
ちなみに欧米系で働くには高い英語力が求められるので、こちらスタディサプリENGLISHでまずは無料体験!してみることをおすすめします。
CA(キャビンアテンダント)という職業の海外での地位は?【まとめ】
このように、海外におけるCA(キャビンアテンダント)という職業の地位は日本とはだいぶ異なるんです。
日本でのCAは人気も地位も高い職業で色々なメリットを享受できますが、一方でそれが原因で天狗になってしまい勝ちです。
アジア地域におけるCAという職業の地位は低めではありますが、その容姿端麗さは世界一と言っても良いくらいなハイレベルなものです。
そして欧米におけるCAの地位は残念ながらかなり低いです。しかし、決められた仕事だけはきっちりと効率よくこなす姿勢はある意味日本人が見習うべきこともあると思います。
このように、CA(キャビンアテンダント)という職業の側面は国や地域によって多種多様なんです。
だからこそ、いろいろな国や地域のエアラインに目を向けて進路の選択肢を広げてみるのもまた楽しいと思いますよ!
意外な国のエアラインがあなたにとってぴったりだったなんてこともよくあるんです!